2014年3月25日火曜日

アメリカ巡検『地球探訪』2日目

では、アメリカ巡検2日目の様子を・・・。

2日目からいよいよ本格的な見学+巡検です。
この日はまずNASAのJPL(ジェット推進研究所)に行きました。ここは火星などの他の惑星における無人探査機(キュリオシティーとか有名ですね)や人工衛星を運用・開発している研究所です。

 入り口付近にて(小宮先生)

 越田(+青木)

研究所の一室、人工衛星の開発をしている

visitor用の博物館にて、探査機模型(これはオポチュニティ)

アポロが回収した月の石(これは本物)




サーモグラフィーみたいなものがあった(田代、越田、青木)

これはキュリオシティ(実寸大)

ここは司令室。ここから探査機のコントロールをしている。




午後は、ネバダ州のデュモン(Dumont)砂丘という新原生代(今から6億年くらい前かな)の堆積層が露出している地域で巡検をしました。この時代は、地球表層(熱帯地域まで!!)が氷で覆われた全球凍結というイベントが記録されている、非常におもしろい時代です。

ようやく巡検らしくなってきた



ドロップストーン(大陸から海洋に流れ込んできた氷河中の礫が、海底に落ちたもの)





植生がなく全て露頭というのはいいですね、やっぱり


キャップカーボネートとよばれる全球凍結終了後に地球全域で形成された
炭酸塩岩

向こうに見えるのは砂丘

慣れない斜面を下りて行く1、2年生。それをなんとなく見守る青木。
TAとしてやることはこれくらいしかない。

この日はこれで終了。


アメリカ巡検中で最もおいしかったデニーズの夕食。

次回はデスバレー!




2014年3月21日金曜日

アメリカ巡検『地球探訪』初日!!

だいぶ時間が空きましたが、おひさしぶりです。


修論、卒論が終わり、小宮研の面々は2月17日から24日にかけて駒場地球科学グループが1,2年生向けに開講しているゼミ、『地球探訪』のアメリカ巡検にTA?として参加してきました。


この授業は、実際に野外で景観を眺めたり岩石の性質や構造を観察することを通して、日本とは全く異なる大陸の構造や形成史を北米大陸を例に学ぶ実習です。


また、カリフォルニア工科大学やNASAジェット推進研究所などの研究機関にも訪問し、最先端の地球科学を学ぶ機会でもあります。


で、話は長くなった所で初日は、カリフォルニア州ロサンゼルス市内とカリフォルニア工科大学の見学(+観光)。
西海岸にて

越田

 田代


 市場にて昼食

 昼食はカキとポテトフライ
油が・・・

 昼食風景(ポテトが残る)


チャイニーズシアターで大統領と写真撮影
あとでチップを請求された

集合写真(越田、田代、青木、石川先生)
↑アカデミー賞の授賞式でレッドカーペットが敷かれる階段らしいです



その後はカリフォルニア工科大学とKirshvink先生の研究室を訪問しました。
Kirshvink先生は古地磁気の研究をされている世界的に有名な先生です。
 真ん中の二人、カメラ目線せず話を聞け

カルテクの写真はあまり撮ってません。世界有数の理系大学ですが、雰囲気は以外と普通でした。

 この日の夕食
ケバブ

写真の赤いピクルス?がまずかった

2日目はまた次回。